こちらは記事の3ページ目となります。【1ページ目】からどうぞ。
河上祐隆さん 開業するための資金ってどのくらい?
これまで河上さんがコンサルティングした店は120店舗に及ぶそうです。
パン職人の世界では一人前になるまでに10年かかり、自身でパン屋を
開業するには一般的に3000万円程度必要と言われています。
夢はあっても、自身の店を持つために巨大な初期投資とリスクを要する
パン業界に、そのリスクを背負ってまで飛び込む若者は数年前から
極端に減っているそうです。
パンがブームになっている今だというのに、街の古くからのパン屋さんが
後継者不足で潰れてしまうのはこういう背景があるんですね。
成功する為の方法論と、食材調達のルートの確保、マーケティングに
店舗づくりのすべてを支援するリエゾンプロジェクトの金額って
一体どのくらいでしょうか?
リエゾンプロジェクト契約料 300万円
開業から1ヶ月まで、製パン・店舗に関わる全面的サポート、
ノウハウの提供。
市場調査費 5万円
商圏の市場調査を行い、開業後に健全な運営ができるか判断。
内装費 300万円
オーナーの希望に応じて内装変更可能。
什器・備品代 50万円
レジや小道具、ディスプレイ用品など、オーナーの好みに合わせた
セレクションが可能。
機械 450万円
機械設備は購入可能ですがリース契約も可能。
オープン運転費 10万円
広告宣伝の方法等によっては、変動の可能性あり。
研修費用(一人当たり) 10万円
スタッフを雇用する場合は、製造スタッフ1名につき別途契約。
合計 1125万円となっています。
1125万が高いか安いかは、それぞれの価値観だと思いますが、
脱サラでノウハウを持っていない方がすぐに店を潰してしまうケースが
多々ありますので、約1/3の金額で成功したノウハウを含めて開業が
可能というのは極めて破格なのではないでしょうか。
筆者もお金があったらやってみたいなぁ(^^ゞ
河上祐隆さん まとめ
いかがでしたでしょうか?
若者離れで「町のパン屋」の廃業が相次いでいるなか、たったの5日間で
パン作りのノウハウを身につけられる講座によって、その卒業生が全国各地で
次々と開業し、実績を挙げられています。
河上さんが考える町のパン屋再生計画が着実に進んでいるようですね。
恩師からの教えがとても素晴らしい循環を産まれているんですね。
最後に河上祐隆さんが語られた名言で締めくくります。
『私は「挑戦」という言葉を大事にしています。独立して31年、挑戦の日々です。』
河上祐隆さんのより一層の活躍に期待しましょう!
最後まで記事を読んで頂き有難うございました。