発見された沈没船の全貌は?

その後消えた2隻の船の行方はようとして知れませんでしたが、

2014年にカナダの研究チームがキングウィリアム島沖の

ビクトリア海峡でほぼ原形を残したエレバス号を発見しました。



出展元:Photograph by Parks Canada

船尾の損傷が激しいのを除けば、船は驚くほど無傷で残っており、

将来は船倉の調査もできるのではないかと期待が寄せられています。

実現すれば、探検隊が採取していた科学標本や、場合によっては

写真が見つかる可能性もあるそうですよ。

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(Photograph Courtesy Arctic Research Foundation)

エレバス号の残骸をもとに、カナダの海軍や沿岸警備隊、

北極研究財団の協力のもと、テラー号の捜索が行われていましたが、

2016年についにテラー号も発見されました。

保存状態は極めて良好で、遠隔操作可能な無人潜水機を使って

デッキやガラスの船窓をのぞいてみたところ、テーブルや缶詰の食料、

ワインボトル、船鐘などが確認できたそうですよ。

本格的な調査が可能になれば、その当時の状況を調べる極めて

貴重な資料になりそうですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

170年前に失踪した北極航路遠征隊の船体発見について

まとめてみました。

本放送ではまた新たな情報も放送されるのでしょうか?

筆者も番組の放送に期待したいと思います。

最後まで記事を読んで頂き有難うございました!!