今週の金曜ロードSHOW!は特別番組として、
『人生が二度あれば 運命の選択』が放送されます。
理由あってスポーツ界を離れたアスリート6人に対談の
形式をとるようですね。
サッカー日本代表の中田英寿さんや元阪神タイガースの
掛布雅之さんなども出演されるようですが、
筆者は高校サッカーの有名な誤審で世間の心無い批判に
苦しむ日々を送った宮本寛(みやもとひろし)さんに
注目したいと思います。
<目次>
1.宮本寛さん 経歴・プロフィール
2.2002年11月10日高校サッカー岡山県大会決勝
3.10年後の再試合!試合結果は?
4.宮本寛さんの会社も気になる!
5.まとめ
それでは皆さんと一緒に確認していきましょう!!
宮本寛さん 経歴・プロフィール
出展元:http://www.ntv.co.jp/jinseinido/
宮本寛(みやもとひろし)さんは1985年3月16日
岡山県倉敷市生まれの32歳。
宮本寛さんご本人のfacebookを確認したら、
何故か筆者と共通の友達が一人いました(笑)
高校は岡山県立水島工業高校を卒業されて、
それ以降飲食店で働かれていたようですね。
facebookではご結婚や子供に関するステータス情報は
表示されていませんし、書き込みを読んでいても
あまり生活感を感じませんので(失礼しました!)
恐らく独身ではないかと思われます。
2002年11月10日高校サッカー岡山県大会決勝
2002年11月10日、サッカーの全国高校選手権の
岡山県大会決勝の作陽対水島工業戦。
1対1で迎えた延長3分に作陽の2年生でエースMFの青山敏弘さん
(現サンフレッチェ広島。元日本代表)が放ったシュートが
ゴールネットを揺らし、それが決勝ゴールとなったはずでしたが、
主審はなぜかノーゴールと思い込み試合を続行させてしまいました。
挙げ句、PK戦にもつれこみ作陽はまさかの敗戦となりました。
試合はテレビ中継されており、「幻のゴール」が番組の終了間際にも
映し出されていて、誤審は明らかで後に日本サッカー協会も
誤審を認めたが、試合結果は変わらなかった。
誤審によって敗者となり、全国への切符を逃した作陽の選手たちを
傷つけたことはいうまでもありませんが、勝者となった水島工の
選手たちも複雑な思いを抱えることになったのでした・・・。
水島工業の選手たちその後は?
「幻のゴール」はテレビや新聞や雑誌で連日取り上げられ、
作陽が悲劇のヒーローになる一方で、世間では水島工は敵役に
されてしまい、学校に抗議や嫌がらせの電話、手紙が殺到し、
新聞には全国大会辞退を求める投書が掲載されたそうです。
まだ高校生の選手達は悩みに悩み、選手同士の間にも
溝が生まれてしまいます。
全国選手権前に「出るべきだ」「辞退すべきだ」と意見が分かれ、
多数決を取って6対5で出場を決めたが、辞退を主張した
FW原賀哲さんはサッカー部を去ってしまい、それ以後
県大会決勝を戦ったメンバーがそろってプレーすることは
一度もなかったそうです・・・。
まだ高校生だった選手たちにとってはあまりにも重いですね。
顧問や学校、まわりの大人たちがもっと適切な判断をして
上げられれば苦しむことも無かったと思うのですが・・・。
プロ入りして活躍することになる作陽の青山選手も
「誤審のときはサッカーが嫌いになった」
「あのゴールがプロを目指す原点」
と語られています。
10年後の再試合の結果は次のページでチェック!